Work 05

高低差のある三角地を
隅々まで活かした家

DATA

新築

名古屋市

夫婦+子供2人

POINT

土地探しから計画し、尖がった三角地で高低差のある旗竿地が見つかりました。土地条件として壁面後退1m、宅地造成等規制法、10m高度地区で、第1種低層住居専用地域と、厳しい条件ばかりの土地です。

三角形の土地部分は、建物ではないバスコートを設置し、1.7mの高低差をバスコートの収納として活用します。

玄関とリビングは、廊下・ホールといった場所をなくし、ひとつの空間にまとめています。ただ、玄関を入ってすぐに、リビングが丸見えになるのを避けるため、視線を一旦外に向けて、切り替えしています。リビングからは部屋が広く見え、無駄な廊下・ホールをなくすことができます。

脱衣室と洗面は一緒にしないことで、風呂の使用時にも使うことが可能となる。トイレの手洗い・洗面脱衣の手洗いを別々に設置するのではなく、単価のかかる水回りを最小限、最小個数にすることでコスト削減になります。

リビングに集まる物を、キッチン後ろの大型壁面収納内にすべて仕舞うことができます。

子供部屋は、将来2つの仕切れるように、それぞれ扉を設置。収納も扉を付けると無駄なスペースができるので、扉を付けないオープン収納とする。これだけでも扉分のコスト削減になります。

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