
CONCEPT
その疲れは、
空間のせいかもしれません。
発達の特性や感覚の過敏さを持つ方にとって、一般的な住空間は「過剰な刺激」に満ちています。眩しすぎる照明のちらつき。フラットな壁に反響する足音。片付かない動線。そして、「この計画で本当にいいのか」という将来への不安。
これらはすべて、無意識のうちに脳を消耗させる「環境ノイズ」です。私たち『ただいま設計事務所』は、建築の力でこれらのノイズを構造的に排除します。
足すのではなく、引く。飾るのではなく、整える。
それが、私たちが定義する真の「インクルーシブ空間」です。
APPROACH
建築が導く「引き算の美学」

視覚過敏を守る、光と視線の調和
一般的な真っ白な壁紙や蛍光灯のフリッカー(チラつき)は、感覚過敏を持つ子どもの脳のワーキングメモリを激しく消耗させます。漆喰や無垢材による光の乱反射防止と間接照明計画でルクスを柔らかく抑え、アーチ壁やコーナー設計によって「視線が通りすぎて落ち着かない」恐怖を取り除きます。

聴覚の保護と、感覚統合を促す構造
反響音を抑える多孔質木材の採用に加え、パニックや極度の疲労(メルトダウン)を鎮めるための狭く薄暗い「カームダウンスペース」を意図的に組み込みます。さらに、ブランコやハンモックを吊るせる高強度の梁を設計し、前庭覚や固有受容覚(Heavy Work)を満たす「感覚統合遊び」がおうちの中で自然に行える環境を創出します。

行動パターンに寄り添う動線設計
「片付けられない」のは本人のせいではなく、収納構造の認知負担が高いことが原因です。「畳んで仕舞う」を強いるのではなく、「かけるだけ・投げるだけ」のワンアクション収納を生活動線に配置。個人の意志や努力に頼らず、身体感覚(固有受容覚)に従って無意識に部屋が整う構造を設計します。
INSIDE & OUTSIDE
家の「中(空間)」をノイズレスに整え、
家の「外(庭・炎)」で五感をひらく。
私たちが提案するのは、建物の壁の中だけで完結する設計ではありません。
視覚や聴覚の刺激を抑えた静寂な室内空間。そして、一歩外へ出れば薪割りで身体を動かし(固有受容覚の刺激)、夜には庭で焚き火や薪ストーブの炎を囲む自然の体験。
家と庭(カド)をひとつとして捉えることで、心身のバランスを自然と調律する暮らしを叶えます。
SERVICES
設計から施工まで。
暮らしと自然を一体で整える5つの領域。
戸建てからマンション、そして庭や薪ストーブまで。一級建築士と総合デザイナーが、構造・インテリア・外構をトータルでプロデュース・施工します。
INCLUSIVE ECOSYSTEM
空間を越えた、感覚の統合へ。
インクルーシブな環境づくりは、建物の完成で終わりません。建築士自らがプロデュースする、デジタル教育と自然体験。

Tadaima Lab
夜と森のプログラミング
光や社会のノイズを遮断した「夜の古民家」や「森」で行うデジタル教育。環境操作により、子どもたちの極限の没入感と安心を引き出します。

KIKORI Project
薪割りと感覚統合
デジタル疲労を物理的にリセットする薪割り体験。固有受容覚を強く刺激し、火を囲むフラットなコミュニケーションが心理的安全性を醸成します。
考えている時間が、
不安を大きくする前に。
まとまった文章でなくても構いません。今感じている「暮らしのノイズ」や「家づくりへの不安」を、そのままLINEでお聞かせください。専門家が静かに紐解き、最適な答えを導きます。